２０００年を迎えました。ノストラダムスの予言が外れた分を取り戻すかのようにみんなで寄ってたかって「2000年には何かが起こるぞ」という空気を醸成していく中、結局何の準備もしないままその瞬間を迎えてしまった私でした。

　迎えてみれば何のことはない、まったくいつもと同じ年越しでした。一体この2000年騒ぎというのは何だったんでしょう。電気も水もガスも止まる、なんて言われて、練炭や火鉢を買っちゃった人なんてどうするんでしょうか。久しぶりに一酸化炭素中毒死なんて出なきゃいいんですけどね。だんご３兄弟とか厚底サンダルとかでも死人が出るくらいですから、事が2000年問題がらみとなるとやっぱり誰かしら死なずにはすまないんでしょう。でもそれは私ではない、と思うでしょう？みんな思っていたはずなんですけどね。

　でもまあ私ではないでしょう（笑）。

　2000年、2000年と言っても平成で言えば12年ですし、私個人としても特別な区切りでも何でもありません。だいたいね、日本人なのに西暦で祝い事をするなっつーんですよ。キリスト教徒でもあるまいし（オヤジが持ち出しがちな論理）。というわけで、2000年だからという特別な抱負はありません。普通です。

　ま、強いて言えば、今世紀中に彼女を見つけたいな、と。