北海道二人旅日記8日め

2010年6月26日(土曜日)晴れ

 たまっていた疲れが出てきたのか、朝から眠い。レストランで朝食。夕べステーキを焼きまくっていたシェフが今朝はウインナーを焼きまくっている。仙台港到着は10:00なので、それまで時間がある。船内をうろついて、談話スペースみたいなところでマンガを読む。久しぶりに「コブラ」を読んで実に楽しかった。夕べ船内で買ったるるぶの仙台版を読んで仙台を研究したりする。

 定刻より少し遅れて仙台港到着。下船は運転者と同乗者がいっしょでいいというので、連れといっしょにコペン号の所へ行く。仙台駅東口を行き先としてナビに登録する。例によってナビはしばらく現在地が苫小牧のままなので、標識を頼りに進む。やがて正気を取り戻したナビの指示に従って広くて交通量の多い道を仙台市内に向かって走る。都会だからなのか、土曜日だからなのか、かなり車が多い。

 仙台市内に入って駅に近づくにつれて周囲は大都会の様相を呈してきて、駐車場がどこなのかよくわからなくなってくる。あっ、今の駐車場の入口では?と思ったときにはもう遅かったりして、とうとう駅に突き当たってしまった。

 が、運良くそこにあった駐車場に空きがあって、結果から言うとベストなのであった。しかし、仙台は立派なもんである。

仙台駅東口仙台駅東口牛タン・麦飯・テールスープ

 昼食にはちょっと早いのだが、やはり仙台で食べておきたいので牛タン定食を食べる。るるぶでさんざん研究したのだが、かえって面倒くさくなってしまって、駅ビルに入っている店で、行列ができていない店にした。まあうまかったが、日本全国に名を轟かすほどだとは思えなかった。普通のロースみたいだったし。

 まだあと400km近くあるので、さっさと帰ればいいのだが、せっかく仙台だし、明日も休みだし、もう少し仙台観光をしようというわけで、城跡に行くことにした。青葉城恋唄であり、独眼龍政宗である。大阪や名古屋なんかと違って、町から少し離れたところにあった。

仙台城跡にある護国神社市街地を望むアリバイ写真

 本当に「跡」であって、天守閣がないどころか、門も何も残っていない。しかしまあそれは別にいいのである。かの有名な銅像の写真が撮れればここに来た目的は達せられるのだから。というわけでパチリ。

伊達政宗騎馬像。

 あとはトイレに行って、コペン号に戻り、ナビに自宅をセットして爆走。東北道に入るまでずいぶん変な道を通らされたが、高速に入ってからは順調だった。途中で眠くなってSAで休んだりして、夜7時頃横浜到着。西口の駐車場にコペンを停めて、シァルでうどんを食って、東急ストアで買い物して帰宅。写真をパソコンで見たりしてから寝る。

 今時新婚旅行で海外に行かないのもどうかと思うが、長期休暇がとれないとできない旅行であったことには間違いなく、天気に恵まれる日が多くなかったのは残念だが、ケンカもせずにすんでよかったよかった。

本日の走行距離:414km
今回の総走行距離:1,826km